前回はステレオアウトについて解説しました。
今日はグループアウトについて解説しましょう。
おそらくこのミキサーで一番意味のわかりにくい機能だと思います(笑)
グループアウトはステレオアウトと同じ性質の信号を別系統に出力できるものです。
AUXと違うところはステレオで出力できるというところと、ステレオアウトから出力されている音と全く同じ音が出力されるところです。
例えば個人練習でミキサーを使うときに普通にメインスピーカーに出力するのはステレオアウトチャンネルです。
それとは別にミキサーに入力した音をライン録音したいというときに使うことができます。
それぞれのチャンネルフェーダーの横にあるグループアウト1,2、3,4スイッチを押すとステレオアウトとは別にグループアウト出力チャンネルに信号を送ることができます。
その後ステレオアウトのマスターチャンネルのオンオフスイッチをオンにして、フェーダーを上げるとグループアウト出力ジャックから信号が出力されます。
図にまとめるとこんな感じになりますね。
グループアウトは1〜4までの番号がふられています。
これはなにか解説しましょう。
正直この番号のふり方はわかりにくいです(笑)
基本的には1,2と3,4でセットになっています。
もっというとグループアウトは「1,2チャンネル」と「3,4チャンネル」という二つの名前のものが存在します。
それぞれ「Aチャンネル」「Bチャンネル」とかに呼び方を変えてもいいぐらいです。
それぞれステレオ出力になっているので、「1,2チャンネル」の1番はL、2番はRの音が出力されます。
「3,4チャンネル」の場合は3番がL、4番がRです。
つまりグループアウト「1,2チャンネル」の「1番」「2番」というのは、グループアウト「Aチャンネル」の「L」と「R」みたいな名前にしたほうがわかりやすいと思うんですよね(笑)
パンを全く振っていない状態だったらグループアウト1だけ使っても問題ありませんが、パンを振っているときは1,2の両方を使う必要がありますね。
グループアウト出力ジャックはこのような配置になっています。
1番と2番がLとRになるのですが、なぜか縦に並んでいます(笑)
フォンタイプのインピーダンスバランス出力です。
まあ、使い方がわからなかったらきいてください(笑)
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