昨日はカポタストについて解説しました。
今日はその続きを書いていきたいと思います。
昨日はA♭がカポ3フレットにしたらFになるところまで解説しました。
今日は他のコードでも見ていきたいと思います。
昨日の楽譜を振り返ってみましょう。
カポなし
A♭ B♭ Gm7 Cm7
沈むように溶けてゆくように
A♭ G7 Cm7 B♭m7 E♭7
カポ3フレット
F G Em7 Am7
沈むように溶けてゆくように
F E7 Am7 Gm7 C7
引用元:U-FRET
B♭はどのように変化するのか見てみたいと思います。
B♭は普通このように押さえますが、
こうやって押さえることもできます。
この状態からカポタストを3フレットにつけて、カポタストを無視して押さえるとこうなります。
カポタストを基準に見るとGになりますよね。
いつものGはこうだったような…
と思った方もいらっしゃると思います。
このG(オープンコードのG)はバレーコードのGを崩してこの形になっています。
本来はバレーコードで押さえるのが基本になるのですが、和音の構成を崩さずに簡単に押さえられるのがオープンコードのGです。
このようにB♭にカポタストを3フレットにつけるとGになるんですよね。
他のコードも同じ要領で簡単になっていきます。
もう少し音楽理論的に解説するとこの曲のキーは「E♭メジャー」です。
カポタストを3フレットにつけるとギターのキーが3つ上がるので、F#メジャーキーになります。
そのまま弾くとキーが上がった状態になってしまうので、カポタストで3つ上げたキーを下げて演奏すると曲に合うようになります。
これがカポタストでコードが簡単になる仕組みです。
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