楽譜の読み方解説 「反復記号」パート3

2021/04/03

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今日は反復記号パート3です。

今日までの記事をすべて読めばポピュラー音楽の楽譜を順番通りに読めるようになるでしょう。

今日は1番カッコ、2番カッコを解説しましょう。
なんか急に日本語になりましたね(笑)

こんな感じで使われます。
リピート記号とセットで使われます。

リピートについてはこちらをご覧ください。

楽譜の読み方解説 「反復記号」パート2

一度通過したリピートは2回目以降は無視すると決まってますよね。

ただ、実際の譜面でリピート記号だけで書かれることは少ないです。

このカッコと一緒に使われます。

カッコは書いてある回数のときにカッコ内を演奏します。
初めてカッコにぶつかったときは1番カッコ内を演奏します。
多くの場合で1番カッコの最後はリピートになっています。

カッコにまたぶつかったときは1番カッコ内はすっ飛ばして2番カッコから演奏します。

ちなみに3番、4番と増えることもありますし、「1、3番カッコ」「2、4番カッコ」のように1回目と3回目はこっちに、2回目と4回目はこっちに
というものも存在します。

基本的にリピートとセットで表記されますが、ダルセーニョなどの記号で戻ってきたときも影響します。
必ずカッコにぶつかった回数でカウントします。

では問題です。

この譜面の順番はわかりますか?

答えは
A→B→C→D→E→F→1番カッコG→H→リピート
E→F→2番カッコI→J→ダルセーニョ
C→D→コーダ
K→L

 

最後に応用問題を載せておきましょう。
SHISHAMOの「明日も」という曲の楽譜が手元にあるのですが、リピートが1回、ダル・セーニョとコーダが3回ずつ使われています。

もちろんすべてを載せることはできませんが、曲の構成だけ載せておきます。

この譜面の順番がわかりますか?
実際の譜面は長いので繰り返し記号のないところは小節数をかなり少なくしています。

これがわかったらバッチリでしょう(笑)

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