ドラム譜の読み方 パート2

2021/05/17

ドラム講座

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今日は昨日の続きでドラム譜について書いていこうと思います。

昨日の記事を読んでいない人はこちらからご覧ください。

ドラム譜の読み方

ハイハットでもいろいろな表記方法があることを昨日は解説しました。

今日はシンバルも様々な表記方法があることから解説しましょう。

 

基本的にクラッシュシンバルとライドシンバルは同じ高さに書かれます。
クラッシュシンバルにはアクセント記号がついて、ライドシンバルにはアクセント記号はつきません。

じゃあ、クラッシュシンバルを弱く叩くときやライドシンバルを強く叩くとき、クラッシュシンバルを2枚使うときはどうしたらいいのでしょうか?

基本的にはそこまで表記することができません(笑)
バンドスコア側からすると「そのへんは曲を聴いて判断するか、演奏者のセンスに任せます」ということですね(笑)

まあ、親切に書くならライドシンバルを叩くところは「ride」と表記したり、ライドシンバルを一段下に 書くこともできます。

また、あんまりメジャーでないですが、クラッシュシンバルの符頭をひし形等の別の形状にすることもあります。

チャイナシンバルスプラッシュシンバルも基本的には表記できません。
販売されているバンドスコアでもそこまで書いてないことが多いですね。

あえて書くなら文字で「China」「Splash」と書くしかないですね。

 

タムタムはたくさんあるときはスネア以外の高さに通常の符頭で書けばたくさん書けます。

ただ、販売されているバンドスコアではタムタムの数は2〜4個になっています。
プロの場合はもっとたくさんのタムタムを使う人も多いのですが、そんなにたくさん書いてもバンドスコアを買った人は演奏できないですしね(笑)

 

スネアドラムは符頭をバツにするとリムショットになります。
基本的にはクローズドリムショットを表していると思って下さい。

ドラムセットの演奏においてオープンリムショットをわざわざ記譜することはほとんど無いですね。

どうしても書きたいなら文字で「open rim」とかって書くしかないでしょう。

 

また、セット全体を通して一つの楽器の中でも叩く場所で音色が変わりますよね。
そのへんも楽譜に表記することはありません。

演奏者で考えてください(笑)

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