今日はドラムの楽譜の読み方について解説したいと思います。
ドラムは音程が無い楽器なので、普通の五線譜とは違った書き方で記譜します。
ドラム譜はこのような感じになっているのですが、どのような意味があるのか解説したいと思います。
ドラム譜の音符は音程ではなく、どこを叩くのかを示しています。
この音符はハイハットで、この音符はスネアドラムで、といった感じですね。
まずは一覧で見てみましょう。
符頭(音符の頭)がバツの場合はシンバル関係が多いですね。
ライドシンバルとクラッシュシンバルはアクセント記号があるかどうかで区別されます。
スネアは高いドの位置が基本ですが、タムはは様々な位置に配置されます。
通常のタムタムはスネアより上、フロアタムはスネアより下に配置するのが基本でしょう。
手で叩く楽器は符幹(音符の棒)が上向き、足で演奏する楽器は符幹を下向きに表記します。
もう少し細かく見ていきましょう。
ドラム譜は様々な表記方法があります。
同じ演奏を表すのに、いろんな書き方があるんですよね。
それを順番に解説しましょう。
ハイハットは通常この位置に表記されますが、まれにこの位置に表記される場合もあります。
古いバンドスコアでたまに見たことがありますね。
オープンのときは上に「◯」をつけます。
これも場合によるのですが、丸がついているところだけオープンだと読む方法と、丸がついたところでオープンにして十字がついたところで閉じると読む方法があります。
8ビートの一部をオープンにする表記はこの二通りがあります。
最近は丁寧に十字を記譜することが多いですね。
つまり、オープンを連続で表記するときは丸を一個書いてその後は全部オープンと読むこともできますが、オープンの場所にはすべて丸を書くのが親切でしょう。
また、1小節以上オープンが続くときはカッコや矢印でここからずっとオープンですよ、と書くのがいいでしょう。
ちなみに、ハイハットコントロールを踏むだけのときは一番下にバツ符頭で表記します。
閉じる音を「チッ」と出すだけか、閉じた瞬間に開けて「シャーン」と鳴らすかはわかりません(笑)
曲を聞いてください。
シンバル関係で書くことがまだあるのですが、それは次回にしましょう。
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