音楽理論解説 「4拍子、3拍子」

2021/05/06

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タイトルにある言葉を聞いたことがあるでしょうか。

音楽をやっていると耳にしますよね。
それぞれの違いを説明できますか?

今日は前回解説した拍子の話と絡めてこの言葉を解説したいと思います。

音楽理論解説 「拍、拍子」

 

まず、◯拍子というのは拍をどのまとまりで感じるかということです。

例えば4拍子の曲の場合は「イチ、ニ、サン、シ」と数えます。
この4拍で一つのまとまりと感じることができれば4拍子です。

ここで注意が必要なのが、4拍子=4/4拍子ではないというところです。
前回の記事で拍子記号の説明をしました。

4/4拍子は1小節に4分音符が4つ入っています。
しかし、単に4拍子と言った場合は4拍を感じることができれば4拍子なので、4分音符が1小節に4つ入っている必要はありません。

例えばテイラー・スウィフトの「Lover」という曲があります。

これは12/8拍子という拍子になります。
1小節に8分音符が12個入っているということですね。

このような感じになります。

曲の感じ方としてはイチ、ト、ト、、ト、ト、サン、ト、ト、、ト、ト」と数えます。
この数え方をイメージしながらもう一度聴いてみてください。

これが12/8拍子のノリです。

これでも弱拍(ト、トの部分)を省けば「イチ、ニ、サン、シ」と数えることができますよね。

なので、12/8拍子も4拍子の仲間ということです。

 

では3拍子とはどういった曲なのでしょうか。
長くなりそうなので、またの機会に解説していきましょう。

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