エレキギターでパワーコードを弾くときに速いダウンストロークが必要なときってありますよね。
ブリッジミュートでパワーコードを連打するときなんかはオルタネイトストロークが使えないので。
BPM160を超えたあたりからキツくなってきて、曲によってはBPM200超えぐらいでも必要になるときがありますよね。
そういった速いテンポでのダウンストロークにはコツが必要です。
まず、ストロークするイメージがこうなっていませんか?
手の甲が前に向いたまま肘を中心にした円運動、手首を中心にした円運動ですね。
ゆっくりストロークするときはこれでもできるのですが、速いダウンストロークはできません。
肘の動きはそんなに速くないですし、手首の横の動きも速くできません。
そこで必要になってくるのがこのような動きです。
手のひらを上に向けて手首の前後の動きを使います。
もちろんこの動きではピックが弦に当たることはありません。
そこで前腕の回転を使っていきます。
手首を外側に曲げながら手のひらを下に向けるように前腕を回していきます。
ここから
このへんまでですね。
この動きが速くなってくると動きがコンパクトになっていきます。
このあたりから
このあたりまでの運動になります。
動きが小さくなっているので、ピックの先端が常に上に向いたような状態になりますね。
ポイントが2つあります。
1つ目は手首を伸ばす動きで弾くということです。
前腕の回転をメインで使うとピックの軌道が弦と平行にならないので、ピックが弦に引っかかってしまいます。
2つ目は尺骨を軸にとう骨を回転させるということです。
急に骨の話かってところですよね(笑)
尺骨、とう骨については長くなるので次回にしたいと思います。
ギターのダウンストロークでのイメージは小指側の手首を軸に、親指側の手首をボディに近づける感じです。
詳しくはまた明日。
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