体の硬さと音の硬さは比例する

2022/02/17

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少し前からマリーゴールドの解説記事をアップしています。

そこでちょこちょこ書いているのが、「表現」とか「タッチ」といったものです。
止まらずに演奏するだけで精一杯という方も多いと思いますが、余裕があれば意識したいポイントですね。

そこで必要になってくるのがタッチを変えるテクニックです。
柔らかい音を出そうと思っても、柔らかい音を出す技術がないとできないですからね。

細かい奏法は楽器ごとに色々あるのですが、ギター、ベース、ドラムどの楽器にも共通する点として「体の硬さと音の硬さは比例する」ということです。

例えば硬く、鋭い音を出すにはピックやスティック、指や腕を硬く使います。
ピックやスティックを保持する手は少し握り込みを強くし、腕にも全体的に力を入れて動きを硬くします。

逆に柔らかく、優しい音を出すにはそれぞれを優しく柔らかく使うことが必要です。
ピックやスティックや弱く持ち、脱力した状態で演奏します。

注意点としては硬くしすぎると耳に痛い音になりますし、ドラムの場合は体が硬い状態で速いフレーズを叩きすぎると体を痛める危険もあります。
適度に硬くするということが必要です。

また、ベースのスラップやドラムのオープンリムショットなど、一概に体と音の硬さが比例するとはいい難い奏法も存在します。

 

やりすぎるとリズムが乱れたりするので加減が必要なのですが、余裕のある方は意識してみるといいでしょう。

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