今日はタンバリンの演奏の基本について解説したいと思います。
というのも、メンバーズセッションのときにパートがかぶった場合、交代で演奏することになります。
ただ待ってても暇なのでタンバリンとかシェイカーとかの小物打楽器をいくつか用意しておこうと思います。
別に正しい奏法で演奏する必要は無いのですが、せっかくやるならある程度知識がほしいですよね(笑)
まずタンバリンには大きく2つの種類があります。
皮付きタンバリンとモンキータンバリンです。
タンバリンと一言に言うと基本的には皮付きを指します。
引用元:KIKUTANI
ただ、今回解説するのはモンキータンバリンです。
皮がなく、形も円形、半円、星型などいろいろあります。
タンバリンは木製や樹脂製の枠に金属のプレート(ジングル)がはめられており、ジングルは一つの軸に2枚はめられているので、ジングル同士がぶつかることでチャカチャカ音が鳴るという仕組みですね。
基本的には利き手でグリップを持ち、本体は縦にします。
そこから左右に振って音を鳴らし、2,4拍目のアクセントでは反対の手にタンバリンの先端をあてます。
そのタンバリンをきれいに鳴らすポイントは、ジングルを同時に動かすということです。
ジングルは本体のいろんな位置についています。
振り方が悪いとそれぞれのジングルが音を鳴らすタイミングがずれて音がジャラジャラ鳴ってしまいます。
それをできるだけ揃えて「チャカチャカ」という音にするのがポイントです。
まずはタンバリンを地面に対して垂直にすることが必要です。
斜めになると上と下とでジングルのタイミングがずれてしまいます。
まあ、これは簡単なのですが、次のポイントが最重要ですね。
もうひとつは肘を支点に動かすということです。
手前のジングルと奥のジングルのタイミングを揃えるにはタンバリンを平行移動させる必要があります。
こういう動きですね。
ただ、人間の関節はこう動くことはありません。
必ず円運動になります。
そこで支点の位置をタンバリンから遠くすることが重要です。
手首で振ってしまうと手前のジングルと奥のジングルで振れる距離に差ができてしまいます。
支点を離して、肘を軸に動かすとその差が少なくなるので、音のタイミングが揃うということですね。
なので、肘からタンバリンの先までを一本の棒のように感じて振ることが重要ですね。
タンバリンを演奏するときは少し意識してみるといいでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿