クローズドリムショットのやり方

2022/02/09

ドラム講座

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今日はクローズドリムショットのやり方を解説しましょう。
メンバーズセッションの曲、ドライフラワーでもたくさん出てきますし、セッション関係なく最近レッスンでやることが多いです。

バラードのAメロなど静かにバックビートを出したいときによく使う方法です。

 

クローズドリムショットって言いにくいですよね
いつもレッスンで喋っているときは「くろ〜にょむショット」みたいになってると思います(笑)

 

クローズドリムショットはグリップエンドをヘッドにつけたまま、スティックのショルダーあたりでリムを叩く奏法です。

一連の動作の中でグリップエンドがヘッドから離れないようにしましょう。
リムを叩いたときの衝撃がグリップエンドに伝わることで独特の音が鳴ります。

スティックは腕に対して横向きにします。
縦でも問題ないのですが、横向きのほうが角度の調整、ダイナミクスの調整がしやすいです。

 

注意点を2つ解説しましょう。

1つ目はグリップエンドがリムにつかないようにすることです。
このようにグリップエンドがリムにつくと皮の音がしなくなるので、ただリムを叩く音だけがするような状態になってしまいます。
あえてそういった音を出すときもあると思いますが、基本的には使いません。

 

2つ目はショルダーがリムについた状態を基本ポジションにするということです。
叩いたときは押し付けるように叩きましょう。
空中でスティックがふわふわしているとタイミングが不安定になってしまいます。
サッと振り上げたらサッと振り下ろすといいでしょう。

 

グリップエンドの位置によって音色が変わるのも特徴です。
スネアの状態、チューニングなどによっていい音が鳴るポジションは変わるので、いろいろ試してみてもいいでしょう。

 

また、スティックを反対に持ってチップを打面に、グリップでリムを叩く方法もあります。
一般的にはこっちのほうがいい音がすると言われています。

こっちで叩くには3つの方法があります。
①サッと持ち変える
②普通にスネアを叩くときはレギュラーグリップを使う
③普通にスネアを叩くときも逆にスティックを持ったまま叩く
です。

休みが長く、スティックを持ち変えられる場合は試してみてもいいかもしれません。

 

いい音が出せるとけっこうかっこいい奏法なので、ぜひ練習してみてください。

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