さて、今日は手軽に始めるモーラー奏法を解説しましょう。
モーラー奏法とはなにか、というのはこちらの記事をご覧ください。
まず、前提をお話しましょう。
モーラー奏法とはスピードとパワーの両立、表現力のアップが期待できる奏法です。
習得する方法には2通りあり、これから書いていくように体の使い方を学んでいく方法と長くドラムをやっていたら自然に身につく方法があります。
モーラー奏法とは体の自然な使い方から編み出された奏法なので、長くドラムをやっていると自然にそういった動きになる場合があります。
ただ、自然にモーラー奏法の動きができると言っても限界があります。
本当にマスターしたいなら、どこかのタイミングで教わったりしてみるのがいいでしょう。
というわけでさっそく入っていくのですが、ネットの記事や動画をいくつかみているとモーラー奏法とは難しいものだと思ってしまいがちです。
しかし、最初にも書いたとおり体の自然な使い方から得られる奏法なので、本来それほど難しいものではありません。
ただ、レベルが高くなってくると難しくなるということですね。
例えば極端な話、こんなのが叩きたいなら相当の知識と練習が必要です(笑)
まあ、普通のロックとかを叩くときにちょっと表現力とかを上げたいというのであれば、もっと手軽だということですね。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、書いていきたいと思います。
まずはスティックの持ち方から。
こちらも前提として色んな持ち方があるのですが、一番習得しやすい持ち方で解説しましょう。
小指支点グリップというのを使います。
まず、普段スティックを持っている位置でスティックを握ります。
そこから小指を巻き付けてスティックを保持したあと、残りの指は離します。
これで小指支点の完成です。
そこから、他の指が完全に離れているとスティックをコントロールできないので、薬指と中指は軽く添えます。
親指と人差し指は添える方法もあるのですが、まずは外した状態で練習するといいでしょう。
これでグリップが完成です。
続きはボチボチ書いていきたいと思います。
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