ややこしい譜面は倍の長さで考えるといい

2022/05/28

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 楽器を演奏していると、たまにめっちゃややこしいリズムってありますよね。

8分、16分の組み合わせぐらいならパッと見てリズムをつかみやすいですが、32分音符とかが混じってくると難しいですよね。
4分音符と32分音符がタイでつながっていたりすると、更にややこしいですよね。


たとえば、この譜面はパッと見てリズムがわかりますか?

すぐにリズムを理解できた人はいいリズム感をお持ちですね。


こういったややこしいリズムを理解するときは、表拍の数を増やすのが定石です。
例えばBPM70だとして、4分音符を感じながら上の譜面を叩くのは非常に難しいです。

そこで裏拍を感じていくのですが、頭の中で裏拍を表拍のように感じることができればそれでOKです。
ただ、難しいので音符を倍の長さに伸ばして、裏拍を表拍のように感じるのがコツです。


具体的に書くと、下のような譜面に直します。
それぞれ音符と休符が2倍の長さになり、2小節になっています。

これならわかりやすいですよね。
これで4分音符をBPM140で感じながら演奏すると、最初と同じ譜面になるということです。

慣れるまでは実際に書き直してもいいと思いますし、慣れてきたら頭の中で変換できるといいでしょう。

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