ドラムのパワーの乗せ方

今日はドラムでパワーを乗せる方法を解説したいと思います。

バックビートのスネアやフィルインのタムなどは、ある程度強く叩いてしっかり音を鳴らすとカッコいいです。

スコーンと抜けるような感じですね。

ただ、強く叩けばいいかと言うとそうではありません。
ただ強く叩くだけだと痛い音になってしまったり、薄い音になってしまうので。

腕の重さをスティックに乗せて、エネルギーを伝える必要があります。
細かい話をすればいろんな奏法があるのですが、今日は簡単に意識するポイントを解説しましょう。

ポイントは普通にスネアやタムを叩くときに、叩いたエネルギーが裏ヘッドから抜けるようなイメージをすることです。
スティックが跳ね返ってくるのですが、エネルギーはヘッドを突き抜けるようなイメージですね。

細かく解説すると、小指支点でモーラー奏法を使い、連打でないときはダウンストロークを使うという感じになるのですが、それを1から習得するにはそこそこ時間がかかります。
もちろん、正しい奏法を習得していただきたいのですが、とりあえずイメージからという話であれば上記のイメージになります。

ただ、力んでしまうとよくありません。
叩いたときの衝撃が手に跳ね返ってきてしまうので。
手首を痛めたりする危険がありますので気をつけてください。