少し前にドラム講座の記事でリズムと音符の形を覚えておくという話をしました。
その記事の最後にドラムはギターやベースと違ってリズムを1拍ずつ理解できるという話を書きました。
今日はその話をもう少し掘り下げてみたいと思います。
ドラムには基本的に音の長さという概念は存在しません。
厳密にはシンバルのチョークがあったり、レベルが上がってくるとスネアをタンと叩くだけでも音の長さを表現することはできます。
ただ、弦楽器や管楽器のように厳密に4分音符や8分音符の長さで演奏できるわけではありません。
なので、音の長さは表現できないという前提で書いていきます。
例えばギターでこのような譜面があったとしましょう。
音を弾くタイミングをタイなしでわかりやすく表すとこうなります。
最初、リズムを理解するときはこの頭でいいのですが、しっかり音を鳴らそうと思うと最初のような譜面を頭で理解する必要があるということですね。
それに対してドラムで同じリズムを譜面で書くとこうなります。
タイで繋がっていたところが休符になっていますね。
シンバルの部分はタイで繋がっていますが、ドラムの場合はスティックで打面を叩いてしまえば音の長さは関係ないので、頭の中はこんな感じでOKということです。
これがドラムとギターやベースの音符の見方の違いです。
正しくリズムが感じられるようになれるといいですね。
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