リバウンドコントロールが苦手な人の手の形

2022/09/11

ドラム講座

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 ドラムの基礎練習はちゃんとやっていますか?
セットドラミングより優先度は下がりますが、コツコツと練習することが大切なので、毎日ちょっとずつでも練習するようにしましょう。

今日はリバウンドコントロール初心者向けに、よくないスティックの持ち方をいくつか解説したいと思います。
すべての指でリバウンドコントロールができる人は読まなくて大丈夫です。

1.親指と人差し指の正面で持ってしまう。

普通に物を人差し指と親指で挟んで持つときはこんな感じで指の正面で持つと思います。

このイメージのままスティックを持ってしまうと、人差し指がスティックに巻き付くような形になってしまいます。


そうすると指の曲げる向きとスティックの向きがずれてしまうので、うまく叩けません。
また、軸の向きとスティックの運動方向が直角にならないので、リバウンドを取ることもできません。


イメージとしてはこんな感じで指を真っ直ぐにした状態で、親指と人差し指の側面で挟む感じです。


もちろん、実際には手のひらが丸くなって、最初に書いたダメな持ち方に近くなるのですが、イメージはこんな感じがいいでしょう。


2.スティックを3点で保持している

これは中指でリバウンドを取る練習のときに陥りやすいミスです。

正しい形はこのように、人差し指と親指で支点を作り、中指は第1関節から先だけがスティックにあたって力点になる、という状態です。

それがこのように親指がグリップエンド側に寄ってしまい、人差し指、親指、中指の3点で保持するとよくありません。
回転軸がなくなってしまいますので。

中指はもちろん、薬指、小指と練習が進んでいっても必ず支点は人差し指に作るようにしましょう。


手の形を正しく作らないとリバウンドを取ることは絶対にできません。
叩き方の前に、正しいグリップを身につけましょう。

まだポイントはあるのですが、それはまた次回に解説したいと思います。

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