今日は昨日の続きで「エレアコを〇〇に接続すると大きな音が鳴る」という文について考えてみたいと思います。
エレアコは昨日書いた通り、DIやミキサーに接続します。
DIはエレキギターで言うところのエフェクターに相当すると考えたとしても、ミキサーが間にあるので、エレアコを直接アンプに接続することはありません。
ということは「エレアコをアンプに接続すると大きな音が鳴る」というのはなんか微妙な表現な感じがしますよね。
同じようにスピーカーにエレアコを直接接続することは無いですし、アンプが無ければスピーカーはなんの役にも立ちません。
「エレアコをスピーカーに接続すると大きな音が鳴る」というのも明らかに間違いです。
では「エレアコをミキサーに接続すると大きな音が鳴る」というのはどうでしょう?
ミキサーはあくまで音を混ぜる機械なので、大きな音を鳴らすことに直接関係はありません。
ミキサーの後にオーディオインターフェイスやパソコンをつなげばレコーディングになりますからね。
これも適切な表現とは言い難いです。
同じようにDIに接続するというのも表現としては微妙です。
では「エレアコをPAに接続すると大きな音が鳴る」というのはどうでしょう?
PAとは昨日も書いたとおり、DIからスピーカーまでのことを指します。
PAとは「Public Address(大衆伝達)」の略です。
音楽ライブで言うと、ステージで鳴っている音を大衆(フロアのお客さん)にミキサーやアンプ、スピーカーを通して伝達するとういことですね。
ライブに限って言うならこれが適切な表現でしょう。
エレアコはPAを通すことで大きな音が鳴りますので。
では、スタジオでバンド練習や個人練習をしている時はどうでしょう?
Public Address(大衆伝達)はしていないですよね。
スタジオの中に大衆はいませんので。
ということはバンド練習や個人練習をしているときに「エレアコをPAに接続すると大きな音が鳴る」というのは表現として微妙だと感じてしまいます。
皆さんはどう思いますか?(笑)
ブログに書いたりするときにちょっと迷うんですよね。
ぶっちゃけPAが一番適切だとは思うのですが、上記の通り個人的には少し違和感があります。
他に適切な表現があれば教えて下さい。
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