エレアコは何に接続すると大きな音が鳴るのか パート2

2022/10/16

その他

t f B! P L

 今日は昨日の続きで「エレアコを〇〇に接続すると大きな音が鳴る」という文について考えてみたいと思います。

エレアコは昨日書いた通り、DIやミキサーに接続します。

DIはエレキギターで言うところのエフェクターに相当すると考えたとしても、ミキサーが間にあるので、エレアコを直接アンプに接続することはありません。

ということは「エレアコをアンプに接続すると大きな音が鳴る」というのはなんか微妙な表現な感じがしますよね。

同じようにスピーカーにエレアコを直接接続することは無いですし、アンプが無ければスピーカーはなんの役にも立ちません。

「エレアコをスピーカーに接続すると大きな音が鳴る」というのも明らかに間違いです。


では「エレアコをミキサーに接続すると大きな音が鳴る」というのはどうでしょう?

ミキサーはあくまで音を混ぜる機械なので、大きな音を鳴らすことに直接関係はありません。
ミキサーの後にオーディオインターフェイスやパソコンをつなげばレコーディングになりますからね。
これも適切な表現とは言い難いです。
同じようにDIに接続するというのも表現としては微妙です。


では「エレアコをPAに接続すると大きな音が鳴る」というのはどうでしょう?

PAとは昨日も書いたとおり、DIからスピーカーまでのことを指します。
PAとは「Public Address(大衆伝達)」の略です。
音楽ライブで言うと、ステージで鳴っている音を大衆(フロアのお客さん)にミキサーやアンプ、スピーカーを通して伝達するとういことですね。

ライブに限って言うならこれが適切な表現でしょう。
エレアコはPAを通すことで大きな音が鳴りますので。


では、スタジオでバンド練習や個人練習をしている時はどうでしょう?
Public Address(大衆伝達)はしていないですよね。
スタジオの中に大衆はいませんので。
ということはバンド練習や個人練習をしているときに「エレアコをPAに接続すると大きな音が鳴る」というのは表現として微妙だと感じてしまいます。


皆さんはどう思いますか?(笑)
ブログに書いたりするときにちょっと迷うんですよね。

ぶっちゃけPAが一番適切だとは思うのですが、上記の通り個人的には少し違和感があります。
他に適切な表現があれば教えて下さい。

SEARCH