キックペダルの踏む強さは意識していますか?
バスドラムの音量が小さくなってしまうのは、初心者によくあります。
バスドラムは音が低いので耳に届きにくいので。
反対に、シンバルの音は高く、わかりやすい音なので耳に届きやすいです。
しかし、かっこいいビートを叩くにはバスドラムの音がドスドスと前面に出てくる必要があります。
バスドラムの音がはっきり聞こえることで迫力のあるドラミングになるんですよね。
なので、耳に届きにくい音をはっきり聞こえるように演奏するには単純に音量を上げる必要があります。
強く叩くということですね。
そこで重要になるのがビーターの振り上げる角度です。
バスドラムを強く叩こうと思って、この位置から思いっきり右足を踏み込んでも大きな音は鳴りません。
また、脚に力が入ってしまうと速く叩けなかったり、タイミングがずれたりしてしまいます。
大きな音を出そうと思うと、ビーターを大きく振り上げる必要があります。
打面とビーターの距離が遠くなればなるほど、それだけ加速する距離が長くなるので威力が出るということですね。
どれだけの音量が必要なのか、どれだけ振り上げる必要があるのかはケースバイケースなのですが、一つ目安を作るなら自然にビーターが振り上がっている角度まで振り上げるといいでしょう。
足をペダルから離してビーターが止まった位置、この位置まで振り上げるというのが目安になってきます。
ここまで振り上げることができたらスネアやシンバルの音量にもよりますが、十分な音量です。
もっと必要なときは更に振り上げ、静かな曲のときは振り幅を狭くすることで音量を調整します。
ただ、気をつけていただきたい点は、ゆっくり振り上げてこの位置にきていては威力が出ません。
素早く振り上げて足を自然落下させるイメージでコントロールする必要があります。
そのあたりはまたの機会に。
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