手首の前後の動きを使う 2

2022/10/06

ギター講座

t f B! P L

 前回、手首の前後の動きを解説しました。

今日は更に詳しく解説したいと思います。

手首の前後の動きを使うには、前腕の回転を使う必要があります。

ピックが上にいる時、これからダウンストロークをする時は前腕を回外、手のひらを上にしておきます。
手首は内側に曲がっていることもわかると思います。


そこから手を回内、手のひらを下に向けながらダウンストロークしていきます。
手首も親指と前腕が一直線になるぐらいまで伸ばしていきます。

終わったときの形はこんな感じですね。


手のひらが下に向くまでは行かず、ちょうど内側に向くぐらいのところで止まります。


イメージとしては手首を伸ばす力で弾きながらピックの軌道を前腕の回転で整えるような感じになります。


前腕の回転で弾くイメージが強すぎるとこのような軌道になってしまいます。

前腕を中心にした円運動だと真ん中の弦ばっかり弾いてしまうという事ですね。

なかなかこのあたりのバランスは難しく、マスターするには時間がかかるのですが、少し意識できるといいでしょう。


勢いのあるストローク、テンポの早いストローク、ブリッジミュート、右手のブラッシングなどには必須テクニックなので頑張って練習しましょう!

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