ピックを指3本で持っていませんか?

2022/12/20

ギター講座

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 ギターを弾くとき、ピックはどう持っていますか?
人差し指と親指の2本で持つのが基本ですが、3本で持っている人はいませんか?

レッスンでは2本で教えているので、3本の人はほとんどいないと思いますが、3本持ちのデメリットについて解説したいと思います。

まず、3本持ちが絶対にダメかと言われればそうではありません。
極端な話、ピックで弦を弾いて音が出ればなんでもいいので(笑)

ただ、いろんな奏法を弾いたり、ストロークやピッキングに様々な表現を追加するには3本持ちでは対応しにくくなってしまいます。


まず、3本持ちとはどういった持ち方なのか。

こんな感じですね。


人差し指、中指、親指の3本でピックを支えるような形ですね。

2本持ちはこんな感じ。

人差し指の側面と親指の腹でピックを持ちます。



では3本持ちのデメリットですが、まずは単音弾きがやりにくいということです。

ストロークならそこそこ弾けるんですが、アルペジオとかソロ弾きが圧倒的に弾きにくくなります。

3本でピックを持ったまま手首をボディについたり、小指をボディにつこうと思っても指が開きにくく、柔軟に弾くことができません。


次はピックの角度が変えにくいということです。

2本持ちだと、ピックを奥に倒したり

手前に倒したり

自由に動きますが、3本持ちだと大きく角度を変えることはできません。

この角度が音色に大きく影響すしますね。


普通のストロークのことだけ考えれば3本でもそこそこ弾けますが、2本で弾けるようにしましょう。

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