今日は前回の続きでドラム用の靴の選び方を解説したいと思います。
まず、靴にはいろんなタイプがあるのですが、スポーツ用じゃないスニーカーがオススメです。
ヒールの高い靴、サンダル、足首まで固定される靴はNGだとは思っておくといいでしょう。
ヒールが高い靴や足首まで固定されるようなブーツは足首を柔軟に使えなくなってしまいます。
サンダルやクロックスなどは中敷きと足裏に隙間ができてしまい、踏むタイミングが微妙にずれたり、連打がやりにくかったりします。
足のサイズにあった靴というのも前提ですね。
大きすぎるとサンダルのように中敷きと足裏に隙間ができますし、小さいとつま先があたって痛いので。
ファッション性も考える必要はありますね。
ステージに立つなら服と合わせたり、バンドの雰囲気と合わせたり。
ドラムセットに座ってしまえばそんなに足元は見えないですが、極端な話、聖飢魔IIのコピバンで衣装や化粧もゴリゴリなのに靴だけスニーカーならかっこ悪いですよね(笑)
前置きが長くなりました。
まず、靴底が重要です。
滑り止めは多すぎず、少なすぎず。
キックペダルはペダルの上を滑らせて演奏することも多く、室内スポーツ用の靴など、滑り止めが強すぎるものは避けたほうがいいでしょう。
かと言って革靴のようにツルツルしたものもやりにくいです。
こんな感じで、適度に滑り止めの溝が彫ってある、ゴム底の靴がいいでしょう。
靴底の厚さも厚すぎず、薄すぎず。
ここは好みが分かれるところですが、薄い靴だとペダルの感触が足裏に伝わってきて気持ち悪いですし、厚い靴なら足裏とペダルに距離ができすぎてしまうので、踏む感覚が乱れます。
クッション性も多すぎず、少なすぎず。
革靴のようにカチカチだとペダルと靴底がバウンドしやすくなり、柔らかすぎると力が伝わりにくくなります。
柔らかいと滑り止め効果が高くなりすぎるのも注意点ですね。
ただ、革靴のようにカチカチすぎると、レコーディングのときに靴とペダルが当たる音が入ってしまうことがあるので注意が必要です。
つま先の形も重要です。
ペダルはダブルストロークなどでつま先で操作することもありますので。
運動靴のように、つま先が反り上がっているとつま先を使いにくくなってしまうので、つま先まである程度平らなものがいいでしょう。
靴の重さはどうでしょうか?
重すぎると動かしにくいですが、重いほうが靴の重さがパワーに乗っかるので音量が出やすいです。
好みが分かれるところですが、極端に重い靴を避ければ問題ないでしょう。
という基準で選んでいただけたらと思います。
私はずっとこんな感じの形の靴を使っています。
ただ、高校生のとき、ローファーでドラムを演奏したことがあります。
革靴で踏んだときのパワーの乗り方は凄まじく、踏み心地も良かったのを覚えています。
また革靴でドラムやってみたいな(笑)
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