ギター、ベースのメンテナンスに新しくサービスを追加しました。
「フレットバリ取り」です。
まれにフレットが指板から飛び出した状態のギターがあります。
指板の横幅よりもフレットのほうがほんのちょっとだけ長い状態というわけですね。
ぱっと見ただけではわからないレベルの飛び出しですが、飛び出したまま演奏していると手が切れてズタズタになります。
そんなギターでは演奏どころではありません。
原因は大きく2つ。
まずは乾燥によるもの。
木は乾燥すると縮むので、指板が痩せてフレットが飛び出します。
もう一つは安物の場合。
安いギターはフレット端の処理がそもそも甘く、飛び出していたり角が立っていたりします。
指板を加湿して直すということもできなくはないのですが、基本的には飛び出たフレットをヤスリで削って処理します。
手順は以下のとおりです。
ネックの側面を傷つけないように、マスキングテープを貼ります。
1枚では不安なので、2枚ぐらい貼ります。
金属製のヤスリでネックを傷つけないように慎重に削っていきます。
ある程度削れたら紙やすりで削ります。
まずは240番ぐらいで削ります。
指板面も傷つけないように、一応マスキングしております。
単純に長さを短くするだけでなく、フレットの端(この部分)が丸くなるように、
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