楽器購入の案内をしていると「高い楽器は何が違うの?」という質問をよくされます。
ギターなら安いやつで1万〜数万、ちょっといいやつで5万〜10万、上を見れば何十万、何百万という値段がついたものがありますね。
そんなに値段が違うのは何が違うのか気になるところですよね。
今日はアコギに関して解説したいと思います。
ざっくり言えば高いギターほどいい音がします。
もちろん、音は好き嫌いがありますので、30万のマーチンと50万のギブソンでどっちがいい音かって言われたら意見は分かれるでしょう。
ただ5万のギターより1万のギターの方がいい音がすることは無いですし、5万のギターより20万のギターの方がいい音がします。
では何が音の良し悪しに関わってくるのでしょうか。
大きく影響するのは材料と作りの2つでしょう。
まず、材料から。
アコギは90%以上が木で作られています。
高いギターはその木に音が響きやすいいい木を使っているというわけですね。
どんな木でも適当に持ってきてギターの形にすれば音はなりますが、木の種類、木目や節、乾燥具合などで音が変わってきます。
高いギターやこだわった木を使っているというわけですね。
希少な木を使っているギターは当たり前ですが高くなります。
必ず希少な木がいい音かって言われれば断言はできないでしょうが、希少な木ということは希少な音になるということですよね。
希少な音なら、その音を鳴らすのは自分だけ、という状況になりますよね。
それが価値になるという理屈もありますね。
作りについて解説したいのですが、長くなりそうなので次回にしたいと思います。
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