今日はやさしくなりたいのドラムを解説しましょう。
テンポはBPM133なので遅くはないですが、8ビートが叩けないほど速いわけではありません。
基本的には1,3拍でバスドラ、2,4拍でスネアという一番基本的な8ビートが続き、4,8小節に1回フィルインが出てくるという感じですね。
非常に基本に忠実なビートとでも言いましょうか。
ただ、1番と2番で少しずつ譜面が違うのがちょっと難しいところですね。
4拍目の裏に右足があるリズムやハイハットオープンがあったりなかったりします。
まあ、そのへんは多少省略しても問題ないでしょう。
この曲を演奏する上で大切なのは勢いでしょう。
どんどん前に引っ張っていくようなドラミングですね。
テンポが遅くならないようにするのはもちろん、タイミングが微妙に遅れてもったりとした感覚が出ないように注意したいところですね。
スネアはスコーンと抜けるようないい音ですよね。
これを出すにはオープンリムショットが必須でしょう。
バックビートにおいてはすべて、できればフィルインでもやりたいですね。
ハイハットはアップダウン奏法が必要そうですね。
テンポがそこそこあるので、安定して遅れないようにするのはもちろん、勢いを出すのにも非常に有効です。
フィルインは普通のタム回しが多いですね。
手順はそんなに難しくないのですが、しっかりと音量を出した上で勢いよく叩けるといいですね。
間奏や大サビ、エンディングでは右手がクラッシュシンバルに変わります。
クラッシュシンバルをハイハットのように刻むときに使うには音量のコントロールが重要です。
あんまり強く叩きすぎると他の楽器がかき消されてしまいますし、弱すぎるとクラッシュのバシャーンとした感じがなくなります。
バスドラムやスネアの音量をしっかり上げつつ、クラッシュはうるさすぎず、クラッシュの音量で叩きつつ、フィルインのあとのクラッシュは刻んでいるクラッシュとは違いを出すようにしないといけないですね。
表現をどこまで突き詰めるかによって難易度が変わってきますが、簡単にしやすい曲でもあるので、初心者の方もぜひ頑張ってみてください!
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