今日はタイトルにある通り「一人で演奏する練習」と「曲に合わせる練習」どちらが重要なのかについて書いていきたいと思います。
この質問はけっこうあるんですよね。
結論から書くと、両方とも必要です。
その人の進捗状況によって一人で演奏する練習の割合を増やしたり、曲に合わせる練習の割合を増やしたりしたほうがいいときもありますが、基本的には両方とも非常に重要です。
まず最初は一人で演奏する練習からスタートしますよね。
どんな曲でもいきなり合わせて演奏することは難しいので。
一人で演奏する練習では自分の出した音がそのまま聞こえてくるので、ちゃんと演奏できているか聴きながら練習することができます。
ちゃんと音が鳴っているか、正しいリズムで演奏できているかなど。
ただ途中で止まってしまったり、機械的な演奏になってしまいやすくなります。
一人で演奏していると難しいところで止まって演奏し直しても通せてしまいます。
曲の雰囲気を感じることも難しいので、ただ単にコードを並べたような演奏、何回これを演奏したら次がこれで〜みたいな意識の演奏になってしまうということですね。
曲に合わせる練習ではそれが解消されます。
自分が止まってしまっても曲は止まらないので、多少強引にも通して演奏することができます。
止まっても復活することや、多少のミスでは通して演奏することも非常に重要ですので。
曲の雰囲気も当たり前ですが、感じながら練習ができます。
どこがどう盛り上がるのか、どのメロディと自分の演奏が合うのか、というところが感覚的に感じ取れるというわけですね。
ただ、曲に合わせる練習ばかりしていると細かいミスに気づかなかったり、多少間違えてもちゃんと演奏できた気分になってしまうことには注意が必要です。
それぞれにメリットデメリットがあるので両方の練習をバランスよく取り入れるといいでしょう。
更に欲を言えばメトロノームに合わせる練習の3つをバランスよくやりたいところですね。
最後にチラッとしか出ていませんが、メトロノームに合わせる練習も非常に重要です。
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