今日は和田光司さんの「Butter-Fry」という曲を紹介しましょう。
マジで名曲だと思います。
少し前にたまたまユーチューブのおすすめに出てきて、ふと聴いてみたら昔懐かしい記憶がどんどん蘇る。
音楽と記憶が繋がっているんですね。
99年から2000年にかけて放送された「デジモンアドベンチャー」というアニメのオープニングテーマです。
私は96年生まれなので、3〜4歳ということになります。
さすがに3歳の記憶は無いはずなので、録画したやつでも見ていたんでしょうか。
細かいストーリーは覚えていないですが、見ていたのは覚えていますし、主人公のパートナー?はピンク色の一頭身から、オレンジ色のトカゲになって、とかは覚えていますね(笑)
曲を聴いたらその記憶がどんどん蘇ってきましたね。
小学校低学年ぐらいまでに聴いて、それ以降聴いていなかった曲でも覚えているもんですね。
それだけいい曲だということでしょう。
さて、曲の紹介に移りましょう。
今回はこの曲のアレンジに注目したいと思います。
ドラム、ベース、ボーカルにエレキが3本ほどにシンセサイザーという構成ですね。
この曲の特筆すべき点はサビで疾走感を出していること、イントロと間奏に盛り上がりを持ってきたことでしょう。
AメロからBメロ、サビにかけて音の重心が上がっていき、スピード感が増していきます。
ドラムはAメロ、Bメロはハイハットオープン、サビではライドに切り替えていますね。
叩く場所にもよりますが、ライドシンバルは非常に高い音を出せるので、それだけで重心が上がります。
この手のロックはA,Bメロでハイハットクローズ、サビでハイハットオープンとかが多いですが、この曲は面白い構成ですね。
ギターにも着目してみましょう。
右側にはディストーション系のサイドギター、左側にはドライブ系のリードギターですね。
サイドギターの方が歪みが大きく、ヘヴィなサウンド、リードのほうが高く明るいサウンドですね。
Aメロではサイドギターがブリッジミュートしています。
Bメロでリードがカッティングで入ってきますね。
サビ前のブレイク(0:54)のオブリで完全に主役交代という感じでしょうか。
このギターのアレンジでもだんだんと重心が上がっていくのがわかると思います。
AメロからBメロ、サビ前へとどんどん楽器を増やして、盛り上がって、サビ前にギター以外はブレイク、サビでは一旦落とす、本当にワクワクさせるような神展開だと思います。
更に、サビよりも間奏にマックス盛り上がったポイントを持ってくるのもいいですね。
OPとしても素晴らしいですね。
映像とのマッチもいいです。
今聴いてもワクワクさせる、今でもアニソンランキングでトップ10に入る名曲ですね。
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