ここ数年はAI(人工知能)の進化が目覚ましいですよね。
日々のニュースでいろんな業界にAIが導入されていますよね。
ChatGPTなんかはすごい人気ですし。
一昨日ではそのChatGPTが国会で質問したなんてニュースもありましたね(笑)
そしてつい最近、ついに音楽講師業界にもAI化の波がやってきました。
Music instructor GPTというサービスがあり、演奏を録音するとリズムのずれ、音程のずれ、音色などを分析し、的確なアドバイスを文章に起こしてくれるというサービスです。
もちろん、見た目で判断しなければいけない部分も多く、これがあれば音楽講師がいらないというわけではありませんが、このソフトと受講者さんの橋渡し的な仕事が私のやることになりそうです。
まだ皆さんには言っていませんでしたが、ここ2週間ほどはこれを使ってレッスンしていました。
何人か気づいた方もいらっしゃいましたが、レッスン用のPCを新調したのもこのソフトを使うためです。
(左が新、右が旧PCです)
さっそく画面を見てみましょう。
演奏がこんな感じの波形でソフトに入力されます。
分析をかけるとこんな感じですね。
左上がタイミング、左下が音程、右上が音色、右下がアドバイスですね。
タイミングは赤くなっているところがずれているところ、音程は波形から線がずれているところが音程が合っていないところです。
音色は今鳴っている音を低音から高音まで分けて分析している画面です。
アドバイスはけっこう具体的でわかりやすいですね。
このサービスを使い始めてからはこのアドバイス部分をもとにレッスンしています。
そのままお伝えするだけだと今のレベルに合っていないこともありますので、そこは必要な部分だけを抽出してという感じですね。
非常に便利なのは嬉しいのですが、いつか完全に仕事を奪われそうで怖いです(笑)
とまあここまで書いておわかりの方も多いでしょうが、エイプリルフールのウソです(笑)
AIの進化がすごいのはもちろんですが、流石にまだこのレベルには達していません。
PC画面はDTMの画面をつなぎ合わせて作りました。
アドバイスは出てこないのですが、タイミングが合っているか、音程が合っているかというのは今でも分析が可能です。
練習方法の一つにこういったソフトを使うのもありかもしれませんね。
多くの仕事がAIに仕事が奪われる未来が来ると言われていますが、芸術は人間最後の砦だと勝手に思っています。
しかし、最近のAIを見るとそうとも言えなくなりそうですね。
今はAIがイラストを書くのが一般的になりつつありますし、音楽の世界でも作曲、編曲、ミックス・マスタリングまでできるようになってきましたからね。
ただ、音楽講師はまだまだ必要なはず!
0 件のコメント:
コメントを投稿