パワーコードを押さえるとき、ルートは人差し指で押さえるのは当然として、5度の音は薬指で押さえますか?小指で押さえますか?
今日はどっちで押さえるほうがいいのか、という点について解説したいと思います。
結論から書くと両方できたほうがいいのですが、それぞれの特徴について書いていきたいと思います。
薬指で押さえるメリット
・動かしにくい小指を使わなくていい
・バレーコードの形から応用できる
・3音パワーコードがすぐに押さえられる
・小指で6thの音を押さえたりできる
小指で押さえるメリット
・ローフレットで指をたくさん開かなくていい
・単純に楽
・余弦のミュートがより確実になる
・オンコードのパワーコード、4,2弦でのオクターブ奏法に対応しやすい
・見た目がカッコいい(感じ方は人それぞれ)
・小指のトレーニングになる
という感じですね。
それぞれのメリットが逆の押さえ方のデメリットになります。
順番に見ていきましょう。
まず、人間の小指は他の指に比べて動かしにくいです。
これは日常生活でも感じることでしょう。
薬指で押さえれば動かしにくい小指を使わなくていいので、しっかり押弦することができます。
逆に言えば小指を使うトレーニングができないのがデメリットですね。
薬指で押さえたパワーコードはバレーコードの人差し指と薬指を抜き出した形と同じになります。
形を関連付けして覚えられそうですね。
アコギからエレキに移行した人なんかは特にこのフォームで押さえるとやりやすいでしょう。
バレーコード
パワーコード
3音パワーコードはこの形。
小指で押さえている弦の真下を押さえるので、基本的には薬指と小指の2本を使って押さえる必要があります。
器用な人なら小指で2本押弦することもできますが(笑)
小指での6thはこのような形ですね。
小指で5弦の7フレットを押さえています。
このポジションをずっと押さえたままということは少ないですが、同じコードの中で変化をつけたいときに使うことがあります。
これも小指でパワーコードを押さえていると押さえることができない音ですね。
次は小指で押弦するメリットを見ていきますが、長くなりそうなので次回にしたいと思います。
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