今日はドラムの耳コピのコツについて書いていきたいと思います。
レッスンで使う楽譜は基本的に私が手作りしているのですが、ちょくちょく「楽譜を作れるなんて凄い」って言われるんですよね。
確かにギターやベースの楽譜は音感が必要なので難しいですが、ドラムの耳コピは簡単なんですよね。
「チ」ならハイハット、「ズン」ならバスドラム、「タン」ならスネア、「ジャーン」みたいに音がそれぞれ違いますので。
リズムさえ読めたら簡単というわけですね。
ドラムセットの耳コピのコツを言うと、一気にコピーしようとしないことでしょう。
8ビートをまるごと一気に聞こうとするといろんな音を分析しないといけないので、ハイハット、スネア、バスドラムと別々にリズムをとって、後から楽譜に記すのがいいでしょう。
普通の8ビートをコピーする場合、まず右手で何を叩いているのか聴きましょう。
「チチチチ」だったらハイハットクローズ、「ジージージージー」だったらハイハットオープン、高い音で「チーチーチーチー」だったらライド、「ジャージャー」だったらクラッシュという感じですね。
次はスネアのタイミングをとるといいでしょう。
基本的にはバックビート(2,4拍)だけだと思いますが、シェイクビートがあるかどうか聴くといいですね。
最後にバスドラムのリズムを取れば完成です。
後は似ているところは繰り返しだろうと当たりをつけるのもコツですね。
完コピには1小節ずつじっくり聴いていく必要があるのですが、まずは繰り返しを用いてざっくり楽譜を作るといいでしょう。
後から直していくとスムーズに完コピできるでしょう。
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