今日はちょっと専門的なお話をしましょう。
PAとはライブにおいて、ステージの音をお客さんに届ける仕組み、仕事のことをいいます。
マイクで拾った音などをミキサーとアンプを通してオーディエンスへ、必要な音をモニターとしてステージへ返します。
その音のバランスを調整したり、バンドや会場の特性に合わせて音質を調整したり、という感じですね。
お祭りには設営業者の方がおられ、会場のPAは作ってもらいました。
ただ、あくまで「お祭り」のPAなので、ライブ演奏に特化した仕様ではありません。
お祭りで使う音はマイク数本とBGMぐらいですからね。
なので、ライブで使うPAは基本的に自力で組む必要がありました。
私も多少のPAの知識はありますが、屋外でPAを組んだことなんて無いので、けっこう難しかったですね。
もし、屋外でPAを組まないといけない!でもPAの専門知識はそんなに持っていない!
という人がいれば参考にしてみてください。
ミキサーはQu-32というデジタルミキサーを使い、ステージ上の音は全てここに集約したあと、会場のミキサーへステレオで出力しました。
ステージのマイキングはけっこう本格的にやりました。
ボーカルにはSM58、アコギはDI(DI-1)を通してライン接続、ギターアンプはSM57で集音しました。
ベースはDIでアンプとミキサーへ分岐してという感じですね。
ドラムはキック、スネア、オーバーヘッド×2、タム×3の7本のマイクを使いました。
頻繁に高さ調節をするため、HHやライド、スネアのボトムマイクはなしです。
パーカッションにも一応AKGのC214を2本立てておきました。
ちょっと長くなってきたので、続きはまた明日。
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