バンドの練習では何を考えるのか

2026/05/04

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 サウンドタイムバンドの練習は月1回、本番前には回数を増やして実施しています。
そんなバンド練習で一体何をやっているのか、紹介します。

まず最初にやるのは音量の調整です。
各楽器の音がバランスよく聞こえるように音量を調整し合うという感じですね。

全員が全員の音を聞こえるようにするのがポイントですね。
アンプやスピーカーの向きによっても聞こえ方が大きく変わるので注意が必要です。


それができたらいよいよ練習開始です。
まずやることはバンドでの演奏に慣れることですね。

個人練習とバンドでの演奏では感覚が変わります。
とりあえず通して演奏をして、練習曲をバンドで演奏する感覚を掴むことからですね。


続いて曲を作っていきます。
曲のクオリティを上げるには大きくわけて4つのポイントがあると考えています。
①個人練習で技術を向上させるところ
②バンドで合わせて技術を向上させるところ
③曲の構成を作るところ
④サウンドメイキング
です。

①についてはバンド練習の時間でやっても仕方ないので、バンド練習中には扱いません。
また頑張って練習してね〜という感じですね。
ギターソロの弾けないところをできるようにとか、ドラムのフィルインをできるようにとか、そういった内容です。

②〜④をバンド練習でやっていくのですが、練習の初期段階でやるのは③です。

まずどんな曲にするか決めていかないと練習できないですからね(笑)
基本的には原曲を参考にしていくのですが、原曲と楽器の構成が違うときに誰がどの役割をしていくかみたいなことを決めていきます。

原曲ではピアノが弾いているこのフレーズをエレキで弾いてとかですね。

また、全体の盛り上がりを考えていくことも大切です。
大まかにAメロからBメロ、サビにかけて盛り上がっていくなら、Aメロはあえて休みのパートを増やしたりします。
コードを弾くにしても、ストロークかアルペジオか伸ばして弾くかによって印象は全然変わりますしね。

楽器が増えすぎて音が飽和しすぎないように注意が必要です。
音楽は引き算だとよく言われますので、練習していただいたところ申し訳ないのですが、このフレーズは無しに、みたいな話をさせていただきます。


続いて②について。
バンド全体でしっかりリズムを合わせる練習が中心ですね。

どうしてもテンポが速くなったり、リズムがずれたりというのが出てきてしまいます。
そこをメトロノームを使ったりしながらしっかり合わせていくという感じですね。

特に楽器全員が合わせるフレーズやブレイク(無音のところ)などを重点的に練習することが多いですね。


④はバランスのいい音作りをすることです。

最初にやった音量調整はあくまで練習の準備ですが、本格的にバンド全体の音を作っていくことになります。

ドラムやボーカルの音はコントロールできないので、この2つに合わせてエレキギターやベースの音を作っていきます。
特にボーカルの音を隠さない、ボーカルを引き立てるような意識が重要ですね。

音量バランスはもちろん、周波数のバランスにも気を配っていきます。
各楽器の周波数の中心をイメージしながら、他の楽器を邪魔しないように音を引いていくのがポイントです。

低音をベースに担当してもらうなら、ベースアンプのBASSを上げるのではなく、ギターアンプのBASSを下げる、中音域にボーカルがいるなら、ギターのMIDを下げるという感じですね。


サウンドタイムバンドでは私がバンドマスターなので、私があーだこーだ言いながらやっていますが、バンドマスターがいないバンドさんはなかなか難しいところかもしれませんね。
もしよかったら練習の参考にしてみてください。

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