今日は少し前の続きで、昔のドラムセットを紹介しましょう。
トラップセットという、現代ドラムセットの前身ができたところまで解説しました。
前の記事はこちら。
昔のドラムセットどんな形だったのか? ドラムセットの歴史
次のドラムセットの革命はハイハットの誕生でしょう。
当時のドラマーは遊んでいる左足でリズムを取りながら叩いていたようです。
今でもハイハットを開け閉めしない左足の動きはゴーストモーションと言われますが、昔からあったんですね。
そのゴーストモーションを見た人が左足にシンバルつけたらリズムが増えるやんってことでハイハットを開発しました。
それがこちら。
ソックシンバルという、足だけで演奏するハイハットですね。
引用元:ドラスコ最初のハイハットは手で叩くことは想定しておらず、左足でハイハットを閉じる音を出す楽器だったんですね。
ハイハットの身長が伸びて、手で演奏できるようになり、バスドラムの上がタムやクラッシュシンバル、ライドシンバルになったところでドラムセットの基本形が完成したと言っていいでしょう。
現代ではさらにツーバスやツインペダル、様々なエフェクトシンバルをつけるのは一般的になってきましたし、大量のタムやエレクトリックパッドを使ってサンプラーを同時に使う人もいます。
この人は多すぎですが(笑)しかし、バスドラム、スネア、ハイハット、ライド、クラッシュシンバル、タムタムという基本形は100年ぐらい変わっていません。
自転車が電動になったりする時代ですが、2輪とペダルという構成が変わらないのと同じようにドラムセットもある程度完成された形になったと言えるでしょう。
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