少し前に真空管アンプの使い方を解説しました。
真空管アンプの使い方 電源の入れ方
真空管アンプの使い方② 注意点、電源の切り方
できるだけ注意して使っていただけたらと思うのですが、万が一壊さないためには様々な保険が重要です。
(損害保険の話ではありません)
例えば、基本的にマスターボリュームが0になっていればケーブルの抜き差しは自由ですし、電源のオンオフもできます。
(スタンバイスイッチのある真空管アンプは別です)
ケーブルをつなぐ順番もギター→アンプが正しいと言われますが、音が出ない状態であればどちらでも変わりません。
ただ、ここで重要なのがマスターボリュームを0にしたつもりが、できていなかった場合です。
「ギター→アンプ」というエフェクターを使わない状況を考えてみましょう。
基本的にアンプのマスターボリュームが0になっていればケーブルの抜き差しはいつやっても大丈夫です。
練習が終わってケーブルを抜くときに、例えばいつも「マスターボリュームを0→ギターのジャックからケーブルを抜く→アンプのジャックからケーブルを抜く→他のツマミを0に→電源オフ」だとしましょう。
あんまり褒められた手順ではありませんが、これでアンプが壊れることは基本的にありません。
ただ、マスターボリュームを0にした「つもり」だったときはジ・エンドです。
音量によっては一発でアンプが壊れるでしょう。
ここで重要なのが、「音が出る状態でギターのジャックからケーブルを抜いてしまった」ということです。
そこで「マスターボリューム含めすべてのツマミを0→電源オフ→アンプのジャックからケーブルを抜く→ギターのジャックからケーブルを抜く」という手順に変えるとどうなるか。
マスターボリュームが上がっていたとしてもゲインが0であればセーフです。
ツマミが上がっていたとしても電源がオフならセーフです。
電源もはいっていて、ツマミが上がっており、ガンガン音が出る状態でも「アンプのジャックからケーブルを抜く」のはセーフです。
というようにどこか一つミスっても一般的に正しいと言われる手順を守っていればセーフになる事が多いというわけですね。
自宅練習用の小さなアンプならぶっちゃけなんでもいいですが、スタジオやライブハウスで借りているアンプを使うときは注意しましょう。
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