シンバルの部位解説

2020/10/08

ドラム講座

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ドラムセットにはたくさんのシンバルがついています。
それぞれハイハットとかクラッシュシンバルとか名前がついているのですが、今日は1枚のシンバルの中での部位の解説をしてみようと思います。

シンバルは叩く場所でかなり音色が変わります。
スネアとかタムタムとかも変わるのですが、シンバルは変化の幅がかなり大きいですね。

まずは写真で見てみましょう。

このようになっております。

真ん中のポコっと盛り上がった部分カップ一番端っこエッジそれ以外の部分ボウですね。
エッジは端っこのフチの部分ですね。
叩いてはいけない部分はありません。
全部使います。

 

それぞれどんな音がするのか映像で見てみましょう。
今回はライドシンバルを使います。

スティックもチップで叩くのかショルダーで叩くのかによってかなり音色が変わるので、そのあたりも見ていただければと思います。

 

 

いかがでしたか?
カップ「カンカン、コンコン」といったような音ですね。
かなり金属っぽい音がします。

前ノリのロックなんかではライドシンバルのカップをコンコン叩くこともありますね。

 

エッジをショルダーで叩いた音はかなり激しい音ですね。
「ジャーン」といった感じでしょうか(笑)
フィルインの最後などにインパクトを与えるときに使いますね。

エッジをチップで狙うのは難しいので基本的にはショルダーで叩きます。

 

ボウかなり面積が広いです。
チップで叩けば優しい音がしますし、ショルダーで叩けばエッジを叩いたときに近い音がしますね。
エッジをショルダーで叩いたときより少し倍音が少なく、澄んだ音になります。

また、ボウは面積が広いのでカップに近づくほど澄んだ音になり、エッジに近づくほど倍音が多くなっていきますね。

 

このようにシンバルは叩く部分で大きく音が変わります。
始めたてのうちはそこまで考えなくてもいいですが、ドラムの表現力を上げるにはシンバルの叩く部分をわけることは必須テクニックなので覚えておくといいでしょう。

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